TEPIA先端技術館

変幻灯

体験方法

体験方法のパネルを見てご体験ください。

解説

「変幻灯」は、静止物に動きのパターンだけをモノクロで投影することで、静止物そのものが動いているように見せる技術です。人の脳は対象の色・形・動きを別々に分析し、後から統合することで物が動くようすを知覚します。変幻灯で投影するのは動きの情報のみのため、静止画の色や形は動きませんが、脳にはこれらの情報同士に不整合があっても、それを補正しようとする働きがあります。この現象を利用して、人の目にはまるで対象が動いているかのように錯覚させることができます。